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昭和初期から戦後までの海岸沿い建物比較

昭和初期から戦後まもないころまでの海岸ぞいの旅館などの写真を並べている。いろいろ比較すると興味深いことがいろいろある。
上の2枚とも流川通りの一番下、イヨヤ旅館が左はしに写っていて、情景としては海軍の兵隊たちがランチ(と呼ぶのか?)で上陸しているシーン。一番上の写真ではイヨヤの2軒隣の建物に「入湯御宿まつざかや」という文字が読み取れる(ブログ掲載写真では見えないので申し訳ないが)。その隣は読みづらいが、下の写真にも同じ文字が書かれている。ここは野菜市場だったことはわかっている。そして、その隣の大きな旅館が鶴萬。そしてさらに右隣は、児玉旅館(4階建てということでよいのかな?)がどっしりとそびえている。
なお、鶴萬の裏ににょきっと見えるのは、屋根に大書されている文字からわかるように森屋旅館の5階建て。
2枚目を比較しながらみると、イヨヤに文字がくっきりあるし、となりは「氷、油」の大きな看板があり、実は若木屋商店なのだ。そしてとなりはまつざかやのはずだが、文字が消えている。
なお、森屋の5階建ても消えている。そして、画面右端にかすかにだが、海岸砂湯の休憩所の新しい建物が見える。
なお、3枚目は戦後の写真で、久保水道の写真。これは、若木屋のあとということでよいのかな?
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by mishio2004 | 2006-03-29 00:53


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